暑ければ涼しいところを、寒ければ暖かいところを、猫は実によく知っている。その一つが風の通る柿の木の下であったりする。無防備かというとそうでもなく、眼だけは常に人間を追っている。「また来たか。まあ、このまま静かにしておこう。人間なんてすぐに気付かず行ってしまうさ」ぐらいの顔をしているように見える。(2000年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
暑ければ涼しいところを、寒ければ暖かいところを、猫は実によく知っている。その一つが風の通る柿の木の下であったりする。無防備かというとそうでもなく、眼だけは常に人間を追っている。「また来たか。まあ、このまま静かにしておこう。人間なんてすぐに気付かず行ってしまうさ」ぐらいの顔をしているように見える。(2000年夏詠)
青柿の陶器のような質感を置いて、実に涼しげな一句になりましたね。
ありがとうございます。
先日はお世話になりました。
四国北条のゴルフ場の茶店の前に涼み台が置いてあった。
ここを通り抜ける風が気持ち良くてこのままゴルフをやめて昼寝をしたいと思ったことが有ります。
変なクーラーの風に比べ、自然の風の気持ちよさは格別ですね。
その通りです。
節電のために、あっちを開けたりこっちを開けたり、我が家の風の道をさがしています。
クーラーには戻れないかも知れません。