猪罠を閉めて迎ふる御慶かな

「知り合いの猟師に頼まれた」とかで、父が場所を貸し実家からほど近い所に猪罠が出来たのが前年のことです。猪が入ると猟師が来て処分し、場所代として肉を置いて行く、という段取りでしたが、ずい分入ったのでしょう、当時は帰省する度に猪肉を持たされました、、、。子どもの頃にも猪罠を見たことがありますが、その猪罠は、山の中の広場に太い丸太で砦のような囲を作った、何となく時代劇の一場面を見るような、子ども心をくすぐる代物でした。それに比べると現在の猪罠は、動物園の猛獣の檻のような、鉄製で冷たい無機質なものです、、、。掲句は正月で帰省し、気になって聞いた時の句、いくらなんでも正月から殺生はないよね、、、。(2001年新年詠)

「猪罠を閉めて迎ふる御慶かな」への4件のフィードバック

  1. お盆には漁師も殺生をしないと聞きますが、お正月もそうなんだ。
    猪の肉は何度かいただき物を食べた事が有るけれど豚肉に近い感じで意外と美味しかったと思います。
    鹿や熊は食べた事が有りません。

    1. 猪にもロースとかの美味しい部位があるようです。
      鹿、熊はPTAの役員をしていた時の忘年会で行った焼肉屋で食べさせてもらったことがあります。
      お酒が入っていたせいか、味は記憶にありません。

  2. なんとも、こちら南部と様子が違うので、興味深く読ませていただいています。ところで、木山神社のことが書いてありましたが、木山寺へは何度か行ったことがあります。我が裏庭である蒜山大山へ遊びに行くとき、高速を早めに下りて、木山街道を通るからです。よき林道ですね。わざわざ遠い神社へ行かれるのは、何かわけがあるのですか?

    1. そもそもは木山神社が帰省する途中の寄道にちょうど良かったからです。
      行きはじめて何年か経った頃、神の存在を暗示するような出来事があって、それからは迷わずここに行っています。
      出来事はまた会ったときに聞いてください、お話します。
      木山神社ももともとは木山寺の近くにあったものを麓に下ろしたもののようです(それでも急な石段を登ります)。
      どちらも吟行には良いところと思うのですが、車がないとどうしようもないですね、、、。

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