股引の足が見えをり楽屋口

岡山の後楽園を吟行した時のことです。遠くから備中神楽の太鼓の音が聞こえてきました。聞き慣れたその音に、吸い寄せられるようにして見に行きました。名前は忘れましたが、座敷を開け放った古い建物で備中神楽が舞われていました。建物が小さいので、上がり口に幕を張って楽屋が設えてありました。楽屋口の外にはスニーカーが雑然と並んでいました。若い神楽太夫ばかりなのかと思いましたが、幕の下に見えたのは股引を穿いた足でした、、、。(2009年冬詠)

「股引の足が見えをり楽屋口」への2件のフィードバック

  1. 冬が寒い田舎に育ったから、小学校の頃はズボン下を履いて登校していたけれどいつの頃からか履かなくなっていた。
    会社勤めの後半はUNIQLOのタイツを愛用、特にこの2・3年はウォームビズのせいで室温20℃設定は厳しくタイツは必需品だった。

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