紙器工場夜業の窓にラジオ鳴る

これも初期の句です。見るもの聞くもの何でも新鮮で句になっていた、、、。秋になると少し遅れると日暮れて帰ることになる。通勤途中にある紙器工場はその時間帯にはいつも明かりが点いていた。開け放った表戸のすぐ奥で古びたプレス機が動き、窓辺ではラジオが大きな音をたてていた。人影を見ることはほとんど無かったが、たまに見るのはいつも同じ中年の男性だったから、一人だけの工場だったのかも知れない、、、。(1998年秋詠)

「紙器工場夜業の窓にラジオ鳴る」への2件のフィードバック

  1. 日本の至る所に小さな工場が有り、いろいろな物を作り出しているのでしょう。
    中には痛くない注射針や人工衛星の部品を作り出している工場など超ユニークな製品を送り出している世界的にもトップレベルの高度な技術を持った工場も有る様です。
    何にしても物を作り出すという事は素晴らしいですね。

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