西川緑道公園、幸いな事にすぐ近くに水亭、しばらく川面を見て過ごす、、、。(2015年夏詠)
投稿者: 牛二
よそ見してザブリと梅雨の水たまり
そろそろ梅雨入りでしょうか。しばらく雨が少なかったので楽しみではありますが、雨も続くとすぐに嫌になってしまいますね。とにかくひと月の辛抱です、、、。(2016年夏詠)
掃き寄する夏の百花の色混ぜて
薔薇、山法師、はまなす、フランネル草、大山れんげ、ちょっと手を抜くとこの有様、、、。(2016年夏詠)
二礼して見る足元に蟻地獄
最近は神社があればお参りをすることにしています。早島公園にある小さな神社、二礼二拍手をして、いざ願い事をと頭を下げたその目の先に二つの蟻地獄が、、、。(2016年夏詠)
氏神の咲けども暗き鴨足草
掲句は近所の小さな神社。最近鬱蒼と茂っていた大木が切られて少し明るくなったが、それでもユキノシタの咲いているあたりはやっぱり暗い。今でも狐やフクロウが住んでいる、、、。(2016年夏詠)
昼暗し夏は休みの饅頭屋
倉敷えびす通りの「えびす饅頭」です。夏季休業、、、。(2016年夏詠)
わが辞書の後悔の項毛虫踏む
また毛虫を踏んでしまいました。まあ仕方ないですね。農家で育ちましたから、毛虫は悪い事をすると決まっていました。それで助かる植物もあるだろうし、それで生物のバランスも保たれている。と、実に勝手なことばかり考えるのです、、、。(2016年夏詠)
六月の闇の数々見て歩く
六月、そろそろ梅雨が近づいてきますね。五月闇、梅雨の闇、夏闇、、、。(2016年夏詠)
山寺の厠の窓に蜘蛛の糸
庭の奥まった所に、山の斜面に突き出すように作られた厠は木製の古い建物だったが、さすがに寺の厠、掃除は行き届いて清潔感があった。男性用のちょうど用を足す目の高さに窓が切ってあり、そのすぐ向こうが山の斜面で木が茂っていた。何んとは無しに眺めたその窓に、ちょうど光の加減で、、、。(2016年夏詠)
夏暁を来るヒタヒタと走る音
少ないですが時には我が家の横を走る人も、、、。(2016年夏詠)