測量士眼鏡の奥の汗ぬぐう 郊外を走っている車の中から見た景。金縁の眼鏡がいかにも測量士らしく、日焼した顔に似合っていた。つくづくと、サラリーマンで良かったと思った、暑い夏の日であった。(1999年夏詠)