今日で春も終わりか、と。俳人になるまでは、春に終わりの日があるなんて思いもしなかった。春も夏もいつの間にか来て、いつの間にか去っていった。今は、明日からの夏に備えて、新しい俳句手帖に名前を書き込み、季寄せをパラパラとめくって見る。そういえば最近このような食べ物が食卓に登ることが無くなったなあ。(1998年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
今日で春も終わりか、と。俳人になるまでは、春に終わりの日があるなんて思いもしなかった。春も夏もいつの間にか来て、いつの間にか去っていった。今は、明日からの夏に備えて、新しい俳句手帖に名前を書き込み、季寄せをパラパラとめくって見る。そういえば最近このような食べ物が食卓に登ることが無くなったなあ。(1998年春詠)