しんしんと言う音が聞こえそうな霜夜、突然部屋の外を軽やかに過ぎる鈴の音がした。例年節分を過ぎると待っていたように猫の恋が始まり、牽制しあう雄猫の声に夜の静寂が破られる。そろそろだろう、雄猫どもがそれに備えて雌猫にめぼしを付けて回るのは、、、。(2012年冬詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
しんしんと言う音が聞こえそうな霜夜、突然部屋の外を軽やかに過ぎる鈴の音がした。例年節分を過ぎると待っていたように猫の恋が始まり、牽制しあう雄猫の声に夜の静寂が破られる。そろそろだろう、雄猫どもがそれに備えて雌猫にめぼしを付けて回るのは、、、。(2012年冬詠)