田圃の一角にトラクターが入るための坂道と、どちらかの水口があり、その近辺に補植用の余り苗がまとめて植えてある。田植から数週間しか経っていないのに、広く植えられた苗のほうはどんどん分けつが進み、緑が濃くなって行く。対照的に余り苗のほうは、その役目が終わると容赦なく抜かれ、雑草の中に捨てられ枯れていく。水音は今が一番軽やかな頃、、、。(2014年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
田圃の一角にトラクターが入るための坂道と、どちらかの水口があり、その近辺に補植用の余り苗がまとめて植えてある。田植から数週間しか経っていないのに、広く植えられた苗のほうはどんどん分けつが進み、緑が濃くなって行く。対照的に余り苗のほうは、その役目が終わると容赦なく抜かれ、雑草の中に捨てられ枯れていく。水音は今が一番軽やかな頃、、、。(2014年夏詠)