今の紙は品質が良いから普通に家庭で使う分にはどちらでも良いようです。昔某コピー機メーカーの方と一緒に仕事をしたことがありますが、その頃は紙のノウハウがコピー機の性能を左右するんだと言われていました。その時に教えて貰ったのが紙には縦目と横目があるという事、これがまた難しい、、、。(2020年秋詠)
月: 2021年9月
叩き干すシーツ一枚小鳥来る
秋晴れの空の下です。気持ちの良い朝、、、。(2020年秋詠)
台風来る踏切の音流されて
近くに踏切があります。踏切の音は風向きによって大きくなったり小さくなったりします。やたらと乱れるのが台風の中、、、。(2020年秋詠)
虫の声枕に眠る風の後
これも昨年の台風後の句です。大丈夫と思いつつも怖い台風、去った後の虫たちの声、、、。(2020年秋詠)
秋澄むや山の重なりはつきりと
昨日に続き昨年の台風後の句。いつも以上に遠くまではっきり見える山、秋です、、、。(2020年秋詠)
野分後葉つぱに混じる鳥の羽根
掲句は昨年の台風後。今年は何だか怪しい動きの台風14号、、、。(2020年秋詠)
蕎麦の花蕎麦屋の傍の蕎麦畑
美咲町にある紅そば亭、農家の方が共同でされている蕎麦屋さんです。当然ですが傍にある蕎麦畑の蕎麦の花も紅です、、、。(2020年秋詠)
水澄んで底に真白き欠茶碗
秋はいろいろな物が澄んで来ます。掲句は散歩途中に越える小川。その川底に光る白い陶片。今まで気づかなかったのに、、、。(2020年秋詠)
歩きつつ思ふ生死飛蝗とぶ
あれこれ考え事をしながら歩いていると、突然目の前の道路から大きな羽音をさせて殿様飛蝗が。考え事をしていたものでビックリでした、、、。(2020年秋詠)
山門へ地蔵六尊曼殊沙華
彼岸花が咲き始めました。掲句は昨年、美咲町本山寺にて、、、。(2020年秋詠)