それでも少し秋らしくなって来ましたね。ふと見た川の底に山の影、水がきれいです。落鮎のシーズンです。鮎の塩焼き、思い出します、、、。(2022年秋詠)
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寄添ふて流るる亀や水澄めり
何て言う事は無いのですが、亀が二匹寄り添って川を流れて行くのを見て一句、、、。(2021年秋詠)
水澄んで底に真白き欠茶碗
秋はいろいろな物が澄んで来ます。掲句は散歩途中に越える小川。その川底に光る白い陶片。今まで気づかなかったのに、、、。(2020年秋詠)
水澄んで鷺は己と対峙する
本当は水の中の獲物を見ているのでしょうが、ついこんな風に考えてみました、、、。(2017年秋詠)
水澄んでダム湖の底に天と地と
国道429号線を走って県南へ行くのに唯一残っている難所が旭川ダム沿いの山道です。カーブミラーを頼りにくねくねとハンドルを切ります。バイパス工事は始まっているのですが何年も経つのにいまだ開通には至っていません。が、そのおかげでこんな句も、、、。(2017年秋詠)
水澄んで姿丸見え川の鯉
川の鯉は飼われている鯉と違ってゆったり泳いでいても周囲に気を配っているようだ。だから気づかれるまでが勝負、身の締まった川の大鯉がゆったりと泳ぐ姿は見事。気づかれると途端に身を翻して遠くへ消えて行く、素早い、、、。(2015年秋詠)
水澄むや光くはへに魚浮き
あ、ホントは光を咥えに上がる訳ではありません、もちろん、、、。(2013年秋詠)
水澄みて魚隠るる所なし
それで、昨日の続き、その川をみながら詠んだのが掲句です、、、。(2013年秋詠)
水澄んで水の影ある水の底
秋の晴れた日に、川の澄んだ流れを見ていると、表面の凹凸と日差の角度の関係か、水底に水の影が見えることがあります。子どもの頃から水を見るのが好きで、いまだにその癖が治りません。一年中見ていても、川の水がほんとうに澄むのは、わずかな期間だけのように思います。(2009年秋詠)