毎年見かける巨大な黒い揚羽蝶、名前は分かりません。白い模様が少しだけあります。傷の無い大きな羽は見事です、、、。(2023年夏詠)
月: 2024年7月
とある地のとある山波晩夏光
普通に走っていて普通に見かけた山の風景、、、。(2023年夏詠)
円座一枚敷いて板場の夏座敷
見るからに涼し気な磨き上げた板場の夏座敷、こうありたいものです。我が家もフローリング、雑多な物が散乱していて、どこに板があるのか分からないような状態、、、。(2023年夏詠)
もうろうとしてふはふはと炎天下
昨日の続きのような句。熱帯夜の翌日、朝からカンカン照りの中を、よせばいいのに散歩、、、。(2023年夏詠)
うつうつと時の過ぎゆく熱帯夜
寝たような寝てないような、それでいて時間だけが過ぎて行く。気づけば外が明るい。起きだすが何だか頭がさえない。今日も朝から暑そうだ。そんな熱帯夜の翌日の句。いつからだろう、熱帯夜なんて言葉が出来たのは、、、。(2023年夏詠)
梅雨の蝉鳴けども暗き空のあり
いつからだろう、蝉の声が聞こえています。梅雨明け近し、ですね、、、。(2023年夏詠)
溝浚へ他所の裏側覗きつつ
町内の年中行事の一つ、「溝浚え」が昨日ありました。毎年だいたいこの時期です。作業量は大したことは無いので、話をしながら、田圃に沿った水路を掃除します。時には「きれいにされてるなあ」と他所のお宅の裏側を観察したりします、、、。(2023年夏詠)
梅雨深し濡れて滴る山の色
いよいよ梅雨末期と言った天候が続いていますね。山だけではない、そこら中の緑が濡れて滴っているようです。掲句は昨年の梅雨末期、同じか、、、。(2023年夏詠)
牛蛙朝から眠たさうな声
朝の散歩に出るともう牛蛙が鳴いている。朝から眠たそうな低い声、、、。(2023年夏詠)
へくそかづらばかり元気に育つ庭
実家の庭は空家にしているせいで雑草が多い。生えて成長を始めた頃は葉っぱの形から山芋かなんかだと都合の良い事を考えていた。花が咲いた。なんて事は無い、ただのへくそかづら、別名“灸花”だった。残念、、、。(2023年夏詠)