牛蛙グウと一声沈みけり

ブォーッ、ブォーッ、と低い声で鳴く牛蛙、声も大きいが図体もでかい。もともと食用として輸入されたものらしいから、今更嫌われても牛蛙に責任はない。何度か頂いた(と言うか食べさせられた)事があるが、味は白身の鶏に似た味で美味しい。かと言って、自分で捕まえて食べようとは思えないのが牛蛙。掲句、県北の名園衆楽園での句。池の縁で眠っていたり鳴いていたり、多くの牛蛙が見られる、、、。(2018年夏詠)

古池や主の如くに牛蛙

芭蕉の古池もこんなだったのかと思う近くの神社裏の古池。魚の姿は無く、少しばかりの睡蓮と蒲が大きく育っている。住んでいるのは蛙、もちろん牛蛙ばかりではないが、存在感を示しているのは牛蛙、何匹かが周囲を威嚇するような大きな声で鳴いている。池に飛び込む音にも情緒は無い。ドッブンと飛び込む、、、。(2016年夏詠)