朝の散歩に出るともう牛蛙が鳴いている。朝から眠たそうな低い声、、、。(2023年夏詠)
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退屈に任せて池の牛蛙
秋を探しに行った近くの神社の古池、居たのは牛蛙、いかにも退屈そうに聞こえるその声、、、。(2020年秋詠)
限りなく退屈と言ふ牛蛙
ぐう・・・・・ぐう・・・・・ぐう・・・・・、散歩の途中で聞える牛蛙の声、平凡、退屈、何んと言う間合いなんだろうと思う、、、。(2018年夏詠)
牛蛙グウと一声沈みけり
ブォーッ、ブォーッ、と低い声で鳴く牛蛙、声も大きいが図体もでかい。もともと食用として輸入されたものらしいから、今更嫌われても牛蛙に責任はない。何度か頂いた(と言うか食べさせられた)事があるが、味は白身の鶏に似た味で美味しい。かと言って、自分で捕まえて食べようとは思えないのが牛蛙。掲句、県北の名園衆楽園での句。池の縁で眠っていたり鳴いていたり、多くの牛蛙が見られる、、、。(2018年夏詠)
古池や主の如くに牛蛙
芭蕉の古池もこんなだったのかと思う近くの神社裏の古池。魚の姿は無く、少しばかりの睡蓮と蒲が大きく育っている。住んでいるのは蛙、もちろん牛蛙ばかりではないが、存在感を示しているのは牛蛙、何匹かが周囲を威嚇するような大きな声で鳴いている。池に飛び込む音にも情緒は無い。ドッブンと飛び込む、、、。(2016年夏詠)
退屈な午後のありけり牛蛙
食べたと言うか食べさせられたと言うか、昔口にしたことがあります。身は白身で鶏のささ身と言った感じでしょうか。いつも退屈そうに鳴いています、、、。(2010年夏詠)