月: 2025年7月

どういう自然界の仕組みなのか分かりませんが、朝からたくさんのミミズが路上に出ています。息絶えて干からびたミミズ、それを越えてゆくミミズ、、、。（２０２４年夏詠）

那岐山の中腹にある蛇淵の滝、道から少し下りたところにある古びた四阿から滝が眺められる。水量が多い時は四阿といえども滝しぶきでしっとり。手すりはすっかり苔むしている、、、。（２０２４年夏詠）

暑い日が続きますが、それでも時々何となく秋が近づいてくるような気がする風の吹いてくる事があります。掲句は昨年のそんな日の脚立の上で、、、。（２０２４年夏詠）

散歩に行く土手上の道が大型トラックが通るせいでずいぶん傷んでいる。そろそろ直せば良いのにと思っていたある日大きな看板が立っていた。いよいよ工事かと思って近づいてみると大きな字で「凸凹注意」と書いてあった、、、。（２０２４年夏詠）

実家での草刈。去年青大将を見たのは確かこの辺り、と気を付けながら草刈機のエンジン音を響かせる。が、それらしい姿は無く無事に草刈終了。ちょっと一休みとペットボトルを開けていると、出てきた出てきた！大きい！たぶん去年の青大将、、、。（２０２４年夏詠）

用水路の水をバケツに汲んでおいたらいつの間にかいくつも浮草が育っている。そんなに長い間おいていたつもりは無いのだけれど、、、。（２０２４年夏詠）

背浮き伏し浮き基本です。年中行っているのに今さらですが、プールは一応夏の季語、、、。（２０２４年夏詠）

最近使う事が少なくなった蠅たたき。それでもいざという時のために壁にかけてある。音と共に一打で仕留めた時にはそれなりに気分が良い、、、。（２０２４年夏詠）

ちょっとだけ涼しい朝、猫が丁寧に毛づくろいをしている。「お前は毛皮を着てるから大変だね。今日もすぐに暑くなるぞ」なんて言っても知らんふり、、、。（２０２４年夏詠）

あれ！もう土用干しか！と思ったのは五日前。今年の梅雨明けはずいぶん早かった。それも関係しているのか、もう田圃の土用干しが始まっている。先日まで覗くとオタマジャクシが右往左往していた田圃に水が無く、幾筋も割れ目ができて、土のにおいがしてくる。この時期に水を抜いて干してやると稲の根が張って丈夫に育つそうだ。少しは苦労したほうが良いのは人間と同じか、、、。（２０２４年夏詠）