ちょいと歩いて葉書を出しに行った川向うの郵便ポスト。滅多に行かないので形まで記憶になかったのですが、なんと丸形ポストでした。今は投函口の少し大きい角形が多いですね。丸形の前は今より小さめの角形でした。投函口に数センチ幅の金属製の板が何枚も並んでいたような記憶があります、、、。(2023年冬詠)
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落ちきりし奥に新たな冬紅葉
昨日とは違う所。そろそろ終わりと思っていたら、散り切ったその奥にもう一本の冬紅葉、こちらはまだまだ楽しめそう、、、。(2022年冬詠)
迫出して川に降りこむ冬紅葉
寺の境内を横切るように流れる小川。石橋が掛かっている。橋の上から川に散り流れて行く紅葉が見える。散るのはゆっくり、川に落ちると以外と速い、、、。(2022年秋詠)
夢丈庵背山前山冬紅葉
もう一句。夢丈庵は仙人の庵の名前、京都にある鴨長明の方丈庵を参考にして、テント暮らしをしながら一人で建てたそうです。本当にカーナビも役に立たない山の中でした、、、。(2020年冬詠)
冬紅葉山に日当る一部分
まるでスポットライトのように、遠くの山の一部分だけに日が当たっている。雑木紅葉は今が盛り、紅も黄も、そこだけが輝いている、、、。(2019年冬詠)
干上がつてダム湖空つぽ冬紅葉
月に一度、句会への道中で通るダム湖の畔、四季折々の景を見せてくれる。時として見える干上がったダム湖もまた新鮮な景、周囲の紅葉に呼応するように現れた湖底の色もまた濃い、、、。(2019年冬詠)
冬紅葉のせて山菜おこはかな
某幼稚園のバザーで求めて来た山菜おこわ、上に園児の掌よりも小さい紅葉の葉が一枚、、、。(2017年冬詠)
庭の木の残り僅少冬紅葉
散るものは散って、もう少しです。寂しいような、庭に明るい空が戻って来て嬉しいような、、、。(2017年冬詠)
冬紅葉映す山湖の色深く
句会への途中で見る旭川ダムのダム湖です。冬に入るとダム湖は山の紅葉を映しながらも、その山の色よりも少しだけ暗く見える。と、思うのはこちらの心理からなのかも知れませんが、、、。(2016年冬詠)