昨日とは違う所。そろそろ終わりと思っていたら、散り切ったその奥にもう一本の冬紅葉、こちらはまだまだ楽しめそう、、、。(2022年冬詠)
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迫出して川に降りこむ冬紅葉
寺の境内を横切るように流れる小川。石橋が掛かっている。橋の上から川に散り流れて行く紅葉が見える。散るのはゆっくり、川に落ちると以外と速い、、、。(2022年秋詠)
夢丈庵背山前山冬紅葉
もう一句。夢丈庵は仙人の庵の名前、京都にある鴨長明の方丈庵を参考にして、テント暮らしをしながら一人で建てたそうです。本当にカーナビも役に立たない山の中でした、、、。(2020年冬詠)
冬紅葉山に日当る一部分
まるでスポットライトのように、遠くの山の一部分だけに日が当たっている。雑木紅葉は今が盛り、紅も黄も、そこだけが輝いている、、、。(2019年冬詠)
干上がつてダム湖空つぽ冬紅葉
月に一度、句会への道中で通るダム湖の畔、四季折々の景を見せてくれる。時として見える干上がったダム湖もまた新鮮な景、周囲の紅葉に呼応するように現れた湖底の色もまた濃い、、、。(2019年冬詠)
冬紅葉のせて山菜おこはかな
某幼稚園のバザーで求めて来た山菜おこわ、上に園児の掌よりも小さい紅葉の葉が一枚、、、。(2017年冬詠)
庭の木の残り僅少冬紅葉
散るものは散って、もう少しです。寂しいような、庭に明るい空が戻って来て嬉しいような、、、。(2017年冬詠)
冬紅葉映す山湖の色深く
句会への途中で見る旭川ダムのダム湖です。冬に入るとダム湖は山の紅葉を映しながらも、その山の色よりも少しだけ暗く見える。と、思うのはこちらの心理からなのかも知れませんが、、、。(2016年冬詠)