少ししか降らないからこんな事を言っていられるのですね。雪深い地方の皆さまに申し訳ないと思いつつこんな句が、、、。(2021年冬詠)
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クリスマスサンタを飾る能舞台
昨年の今日、倉敷阿知神社の能舞台の景です。何でも受け入れる、いかにも日本的ですね。心ホッコリ、メリークリスマス、、、!(2021年冬詠)
極月の庭師の上げる青煙
忙しそうです、、、。(2021年冬詠)
とつときの冬至南瓜を切る役目
やっと冬至です。一陽来復、明日からが楽しみです。今年も一個だけ収穫できた取って置きの南瓜、もちろん切るのは私の役目です、、、。(2021年冬詠)
群雀発ちて冬田に何もなし
一斉に降りて一斉に発ってゆく雀、寒いのに勢いがあります。人間の眼で見れば発った後の冬田には何も無いのですが、雀の眼で見れば実は食料の宝庫なのでしょう、またしばらくすれば降りてきます、、、。(2021年冬詠)
全天を覆ふ雪雲日本海
昔、まだ若かった頃、職場の一泊忘年会で鳥取まで蟹を食べに行きました。仕事が終わってからの出発なので着いたのは夜、周囲の景色を見る暇もなく忘年会に突入でした。旅館のすぐ外が海岸、翌朝起き出して寝ぼけ眼で見た日本海の光景が今でも忘れられません、、、。(2021年冬詠)
青煙上げて杣家の年用意
通りがかりに見た山の中腹の民家の景。今時街中では火事でもないのに煙の上がっている家など無い。この時季だから年用意だろう。懐かしい、、、。(2021年冬詠)
堰越ゆる音のかそけし冬の川
久しぶりに堰の側まで行ってみました。夏には堰全体を越していた水が、今では脇の小さな水路を流れているだけです。音も小さい、、、。(2021年冬詠)
枝を切りし後の一輪冬薔薇
昨年の今頃、冬が来るからと枝を切って整理した薔薇の木に、また新しい枝が出て、また新しい花が一輪、小ぶりだが美しい、、、。(2021年冬詠)
枯葎雀の学校あるらしき
賑やか、、、。(2021年冬詠)