川の側を歩いていると水鳥は早くから逃げて行きます。その逃げた先を見ながら歩いていると、今度は足元で「ドップン」と大きな音がします。目を移すと潜ったまま泳いでゆく影が見えます。ヌートリアです。こちらは近づくまで気づかないのか、いつも慌てたように足元から飛び込みます、、、。(2021年冬詠)
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堰越ゆる音のかそけし冬の川
久しぶりに堰の側まで行ってみました。夏には堰全体を越していた水が、今では脇の小さな水路を流れているだけです。音も小さい、、、。(2021年冬詠)
冬の川つの字くの字に曲がる音
水量が減って川の曲がりが目立ちます。川音まで一緒に曲がって、、、。(2021年冬詠)
ヌートリアざんぶと冬の川に入る
掲句は昨年の冬ですが、夏ごろからやたらとヌートリアを目にするようになりました。大きなネズミぐらいの生まれたばかりのヌートリアから立派な成獣まで、小さくてじっとしているとホント可愛いのですが、農家の方にとっては大敵なのでしょうね。そのヌートリア、散歩で川べりを歩いて行くと、早め早めに川に飛び込んで岸を離れて行きます。それもけっこうな勢いで、ザンブとか、ドップンとか寒そうな音をさせて次次に、、、。(2016年冬詠)
鷺一羽おのが影突く冬の川
日差しの関係からちょうどそんな感じなのかな?と思ったりした時の句です。夕暮れが早く、冬は散歩の途中で日が落ちてしまいます、、、。(2015年冬詠)