だいぶ前に見た景、ウクライナと重なってふと思い出して詠んだ句です。大きな音がして低い位置を飛んでいく軍用機、ほんのわずかな時間の出来事でしたが驚きました。通常のコースを外れて飛んだとか、衝撃波で農家の納屋が壊れたとか、後になって聞きました。本当の戦場ならこんなのんびりした情報では済まないですね、、、。(2022年夏詠)
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初夏の光りて川の広さかな
毎日見て、いつもと同じなのに、なぜか広く感じた夏の川、、、。(2019年夏詠)
初夏やパセリも庭の賑わひに
食用半分、鑑賞半分、ぐらいのつもりで庭に植えたパセリですが、その後日談、気づけば虫に、難しいもんですね、、、。(2018年夏詠)
初夏や怒涛の如く句の湧きて
なんて事があれば良いのですが、、、。(2018年夏詠)
耳ツンとして初夏の峠越え
子供の頃は耳がツンとなるのはいつも新鮮な現象だった。掲句、久しぶりに意識した耳ツン、、、。(2013年夏詠)
初夏の開けば白き俳句帖
いつも雑誌の付録の俳句手帖を使っている。角川の俳句には春夏秋冬年四冊の俳句手帖がついてくる。使いきれるほど詠めれば良いのだが、それはなかなか難しい。もったいないが、残っていても季節が変われば俳句手帖も変える。掲句、そんな日の一句。今年の夏の俳句手帖は表紙が薄緑色で涼しげだ、、、。(2013年夏詠)