七月になりました。掲句は昨年のもう少し遅い時期の句ですが、今年は早々と梅雨が明けてしまいましたので、まあいいかとこの句を、、、。(2024年夏詠)
タグ: 夏
六月の菜園ラヂオ喋りづめ
六月も今日まで。いつもの菜園はラヂオの音と、同じくらい大きな二人連れの夫婦の声と、賑やか。何を植えるのかな、、、?(2024年夏詠)
サングラス奥の笑顔の分かる人
梅雨明けで湿度が下がったのは助かりますが一段と暑くなりましたね。いきなり声をかけられて驚いたサングラスの人。驚いたがすぐに思い出しました。そのサングラスの奥の笑顔も、、、。(2024年夏詠)
夏暁やまた大谷のホームラン
掲句は昨年の句。昨日の朝TVを点けるとたまたまメジャーリーグの放送、それも大谷の打席、どれどれと思う間なしにパカーンと一発、、、。(2024年夏詠)
蛍火や恋に音無き時ありて
先日帰省し久しぶりに蛍を見てきました。十匹に満たない数でしたが昔と同じ景色が見られました。逃げるように飛ぶ蛍、それを追うように飛ぶ蛍、川音以外に雑音の無い中で繰り広げられる蛍の恋、、、、。(2024年夏詠)
家古りし雨樋古りしさみだるる
家が古くなると雨樋も古くなる。どうやら途中に穴が開いているらしい。雨が続くと二階の雨樋から一階の屋根にうるさいぐらいに雨だれが音になる。住人も年取れば家も年取る。いまさら直してもなあと思う、、、。(2024年夏詠)
一日を重ねて三日梅雨ごもり
雨も三日も続くと、、、。(2024年夏詠)
梅雨寒に臭うヤードのスクラップ
近くにあるスクラップヤードの句。何度か火災があって、その残骸が何年も経っているのにいまだに臭うのです、、、。(2024年夏詠)
沖縄忌より次々と日本の忌
日本では今年は戦後八十年、新聞でも関連記事がずいぶん早くから取り上げられています。それを目にする度に平和への思いを新にするのです。今日は沖縄忌、沖縄慰霊の日です、、、。戦争をしても何も良い事は無いのに、中東ではまた新たな戦争の火蓋が、、、。(2024年夏詠)
見おろして雲とその影大夏野
雲海は一面の雲だがこちらはぽっかりと浮かんで流れてゆく幾つかの小さな雲。その影が野にあり、雲といっしょに流れてゆく。ゆっくりと、、、。(2024年夏詠)