句会への途中に国道429号線沿いの自動販売機脇で見かけた景、昨年の句です。今年の冬のテレビコマーシャルに、自動販売機の温度を2度上げたというのが有りましたが、ちょうどあの姿でした。あのCMを見る度に思い出して、、、。(2014年冬詠)
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着ぶくれて我も子羊神の前
昨年の納め句会に出した阿智神社での句です。ちょっとだけ今年の未年に引っ掛けて詠んだつもりの句ですが、その未年も残り僅かとなってしまいました。この時に子羊の気分になって素直にお願いしたおかげでしょうか、良い年だったと思います。今年は24日が納め句会でしたが、また同じように阿智神社へ行きしっかりお願いをして来ました。来年も無事に年の瀬が迎えられますようにと。暖かい日でした。着ぶくれていると汗が出るくらい、、、。(2014年冬詠)
着ぶくれて昼の飲屋の客となる
日替わり定食の看板の値段と写真に釣られて階段を上がって行ったら飲屋さんだった。それは良いのだが、席が足が床に着かない止まり木だったのには苦労した。味はそこそこ、、、。(2014年冬詠)
着ぶくれてハムの苦しみなど少し
お歳暮のセールがたけなわですね。多くはありませんが、毎年何にしようかと悩んでしまいます。ハムは定番と思いますが、実はハムを選んだ事はないのです、、、。(2014年冬詠)
着ぶくれて頭ばかりが先に行く
歳のせいか、ついつい、、、。(2012年冬詠)
着ぶくれしまま耕人となりにけり
例えば埋めてある大根とか、あるいは白菜かほうれん草かも知れない。掘り起こして持って帰るだけ。ちょっとだからと炬燵から出てきたそのままのような恰好、でありながら肩に鍬を担いで畑へむかう姿は、まぎれもなくプロのものだった、、、。(2010年冬詠)
着ぶくれて歩き方まで父に似し
また一つ歳をとってしまいました。遺伝とはどうしようも無い物で、ふとした所に顔を出してしまいます。それも歳とともに、、、。困ったものです、、、。(2010年冬詠)