人間の背丈ほどになったコスモス。台風も来そうだし、何だか危なったしいなあと思いながら見ていた。そのコスモスがある朝見ると杭を打って紐で括られていた。その紐の色がコスモスと同じ薄紫だったというお話。何ともいいセンス、、、。(2020年秋詠)
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田のあれば畦あり燃ゆる彼岸花
稲刈りが終わり、稲に隠れていた畔の彼岸花が見えています。すでに盛りは過ぎましたが、まっすぐな畔にまっすぐな彼岸花の列は壮観です、、、。(2020年秋詠)
音立てて閉める抽斗秋黴雨
今年は長雨でどうなることかと思っていましたが、やっと秋らしい日々が続くようになりましたね。これでコロナが収束すれば文句無し、なのですが、、、。(2020年秋詠)
さそふかに籠の鈴虫道の駅
今はどこの道の駅に行っても鈴虫の入った虫かごやメダカの入った水槽が売られていますね。どちらも良い値段がついています。売れるからでしょうね。そう思って見ていると鳴き出した鈴虫、買わないぞ、、、。(2020年秋詠)
百咲いて百の揺れあり秋桜
風に揺れるコスモスがきれいです。そこここに咲いて、それぞれに揺れています、、、。(2020年秋詠)
言訳に使ふコロナや秋彼岸
昨年の句。今年は先日早々と、、、。(2020年秋詠)
深々と残る刈田の轍かな
台風一過、次の日の午後にはもう稲刈りが始まっています。まだ柔らかい土に深々とコンバインの轍が、、、。(2020年秋詠)
晩稲一枚残して月の夜となりぬ
旧暦8月15日、十五夜です。月が見えますように、、、。(2020年秋詠)
秋冷やオフィス用紙の裏表
今の紙は品質が良いから普通に家庭で使う分にはどちらでも良いようです。昔某コピー機メーカーの方と一緒に仕事をしたことがありますが、その頃は紙のノウハウがコピー機の性能を左右するんだと言われていました。その時に教えて貰ったのが紙には縦目と横目があるという事、これがまた難しい、、、。(2020年秋詠)
叩き干すシーツ一枚小鳥来る
秋晴れの空の下です。気持ちの良い朝、、、。(2020年秋詠)