籾殻を焼いて三晩のうす煙

昨年は長い間籾殻のまま田圃に積まれていたが、今年はもう火が入っている。その様子はちょうどいくつもの山が連なり、その中央に煙を吐く阿蘇山がある九州を模型にしたようだと毎年思う。火が入った最初の日はその火口部分から煙が上がり、その周囲から次第に黒く炭化していく。すべて焼けるまでには一週間ぐらいはかかり、その頃には最初の火口あたりは白く灰となっている。その白から黒へ変り、裾野にまだ焼けていない籾殻がある景色は、さしずめ春先の山焼きが終わったばかりの草千里と言ったところ、、、。(2014年秋詠)