蜻蛉は不思議な昆虫です。何かと人間にかかわりたがっているように見えてしまいます。かと言ってこちらが近づくと逃げてしまうのですが、、、。(2018年秋詠)
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老人の走れば蜻蛉ついて行く
散歩途中で見かけた景です。いつも見かける方、よく見ると私よりはるかに年上のよう、、、。(2016年秋詠)
寄れば去る都会育ちの蜻蛉かな
西川緑道公園での句。人間との距離感は危険度によって違ってくるのだろう。場所によっても違うし、たぶん時代によっても変わってきたのだろうと思う。蜻蛉が子供の絶好の狩の対象だった時代に比べるとずいぶん油断しているように見える。と思って手を出すと、やっぱりひらりと飛び立って、また一回りして元の場所に戻ってくるのだが、、、。(2015年秋詠)