雨続きの中、さすがに蝉の声は少なくなりました。今聞こえているのはたぶん土手の桜並木あたり、耳鳴りほどの蝉の声、、、。(2021年秋詠)
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苦瓜の垣の衰へ九月来る
九月、苦瓜の垣も糸瓜の垣もそろそろ片付けの頃ですね。在職中にISOの活動の一環でグリーンカーテンに挑戦した事を思い出します、、、。(2021年秋詠)
名を知らぬ草に花咲く九月かな
はや九月、緊急事態宣言のステイホームの中で、秋の貴重な時間が過ぎて行く。悔しいですね、、、。(2020年秋詠)
蝉遠く虫近くなる九月かな
少しずつ、少しずつ、蝉の声と虫の声が入れ替わって来ました、、、。(2019年秋詠)
苦瓜の葉のおとろへも九月かな
近年グリーンカーテンが流行していますが、垣にして美しいのはやはりゴーヤです。特に裏側(つまり部屋側)から見て、ほど良い大きさの葉っぱと、光の透過性は最高です。水遣り後のまだ雫の垂れている垣を裏側から見ると、それだけで涼しさが増します。と、言うのは夏までの話、、、。九月になると、さすがに衰えが見えてきます。グリーンカーテンへの関心も薄れ、取り残した実が赤く割れて種を零しています。水遣りも忘れぎみ、そろそろ撤去の時期ですね、、、。(2011年秋詠)