ロシアの侵攻、いつまで続くのでしょうか、、、?(2022年春詠)
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野の草の耐へてをるなり春の霜
昼間は暖かくなりましたが朝はまだまだ。先日も書きましたが植物の不思議、自然の不思議、凍えないように自ら水分を抜いてしおれた状態で寒さに耐えている草たち、、、。(2021年春詠)
日和よき日となる予感春の霜
まだまだ寒くて霜の朝がほとんどです。それでも真冬と違うのは日差のある朝が多くなった事です。冬の間は天気予報は晴れなのに霧で寒くて暗い朝が多いのです。それが最近は天気予報は曇りでも日差のある朝が多くなりました。霜は相変わらずですが、、、。(2021年春詠)
老犬の影細く置く春の霜
そう言えば愛犬「もみじ」に老いが目立ち始めたのが去年の春だったと思い出したのがこの句。以前は「もみじちゃん元気?大きくなったねえ!」と言われて「ははは、大きくなり過ぎて」と答えていたのが今では「痩せたねえもみじちゃん、ちゃんと食べてる?」と言われる始末。顎の下に白い物が見えるのは飼い主も同じだが、年齢はとっくに追い越されてしまったようだ、、、。(2018年春詠)
日差来て色持つ春の霜野かな
冬は霜が解けても下から出てくるのは枯色、それに比べて春は霜の下から現れるのは活動を始めた植物の新しい色、寒いだけではない、、、。(2018年春詠)
起こされて畝荒々し春の霜
前日耕されたばかりの田圃、トラクターの勢いがそのまま表れている。その上に霜が、、、。(2017年春詠)
枯色に透ける草色春の霜
遅ければゴールデンウィークぐらいまで霜が降りることがあります。ただ野の色は冬の霜ほど厳しい白さにはならず、しだいに緑色を含んだ色に変化していきます、、、。(2017年春詠)