知らぬ間に日差傾く春炬燵

なかなか抜け出せないのが春炬燵、暑いと思いつつ入っているのだから始末が悪い。テレビなんぞ見ているとつい時間が経ってしまいます。傾いた夕日がちょうど座っている位置の側頭部ぐらいにじんわりと当たってくるのです。外を見ると真っ赤な夕日、まるで炬燵に入っているのを責められているような気分になります、、、。(2021年春詠)

日の当る場所が上座の梅見かな

近くの梅園までひとっ走り様子を見に行って来ました。梅まつりの幟は出ているものの、今年は寒かったせいでしょう、花はまだまだの様子。県北の春は遅いのです。駐車場から眺めるだけで帰りました、、、。(2021年春詠)