雪国の方には申し訳ない話です。朝起きて散歩に出ようとすると、明けきらない暗い空から白い物がちらつき始めています。しばらくすると霰交じりの粉雪に変わり、やがて大地を覆って行きます。この頃になると、大地の濡れ具合や降る状態で、積る雪かすぐ解ける雪か分かってきます。大地が白くなったあたりから雪が少し大きくなり、激しさを増してくると積ってきます。積りそうだと思うと楽しくなってきますが、その状態がどれくらい続くかです。ほんとに大きな牡丹雪に変わる頃には気温が上がり、積もりつつ解けつつといった状態になり、やがて雪は底をついてしまいます、、、。(2009年冬詠)