たぶん全国どこに行ってもありそうな景、掲句のお寺は法然上人の生まれたと伝わる久米南町の誕生寺、大きな銀杏の木です、、、。(2022年冬詠)
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物想ふ人ある銀杏落葉かな
車で通りがかりに見た風景、大きな銀杏の木の下は一面に黄金色の落葉、ベンチが一つ置いてある。その傍に佇む男、ややうつむき気味、、、。(2018年冬詠)
石祠ぐるりと銀杏落葉かな
車で走っていて見かけた道端の神社の境内、銀杏の木の下に祀られた小さな石祠が、埋まるほどに銀杏の落葉が、、、。(2016年冬詠)
警備員銀杏落葉をながめつつ
倉敷中央通りの銀杏も、もう散っている頃だろうか。掲句は昨年の27日、通りに面した観光バス駐車場の警備員さんが、バスの出入りがないと手持無沙汰なのだろう、緊張感なく銀杏落葉を眺めている姿があった。ちょっと遠くから見るといい感じ、絵になる(いや、句になった)、、、。(2014年冬詠)
銀杏落葉川を隔てし大樹より
通勤途中に見つけた銀杏落葉、一瞬そこに銀杏の落葉があることが不思議で、辺りを見回すと川の向うに大きな銀杏の木があった。それまで銀杏の木があることに気づかなかった。たぶん下ばかり向いて歩いていたのかも知れない、、、。(2000年冬詠)