急に秋らしくなった日の早朝の散歩です。ちょっと川縁を歩いて見たくなって、途中で後悔したものの時すでに遅し、、、。(2020年秋詠)
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ぼろ靴の布沁みとほる朝の露
朝露の季節です。ちょっと道を替えて河川敷の草の中へ入るともう大変、履き古した靴の中の靴下まで濡れてしまいます。後悔する瞬間ですが、少したてばまた同じところへ、、、。(2019年秋詠)
こぼしつつ犬戻り来る草の露
掲句は昨年、今年は急に年老いて外に出しても遊ぶ事が少なくなりました。今年の夏では無理も無かったのですが、少し涼しくなって来たのでまた少しずつ散歩の距離を伸ばして行こうと思っています、、、。(2017年秋詠)
光りけり狗尾草の露持てば
朝の散歩はちょうど太陽に向かって歩く事になります。時間帯によっては眩しくて仕方ないのですが、時間帯によっては露を持ったねこじゃらしが光って見える事も、、、。(2016年秋詠)
千の稲万の葉先に露の玉
立秋、朝早く散歩に出ると青々と成長した稲の、それぞれの葉先に露の玉が光っている。早稲の田にはすでに稲穂も見えている、、、。(2013年夏詠)