ヒヨドリ、賑やかな鳥ですね。年中いるような気がしますが、歳時記では秋、、、。(2021年秋詠)
水の秋川舟の影山の影
舟の影も山の影もまるで同じものがそこに逆さにあるように映って見える。秋の水は美しい、、、。(2021年秋詠)
身に入むや靴脱いで出す砂の粒
破れてもいないのに、どうして砂粒が入るのだろう?と思う事がありませんか。それもアスファルト舗装の道を歩いているのに、、、。(2021年秋詠)
一羽舞ふ帰りそびれし秋つばめ
私がそう思うだけで、実は第二便、第三便と続いて、最終便はまだ先なのかも知れませんね、、、。(2021年秋詠)
秋深し神鶏小屋に烏骨鶏
某神社の鶏小屋に見つけた烏骨鶏、これも神鶏、、、?(2021年秋詠)
夢丈庵梁に蓑虫ぶら下がる
「夢丈庵」は電気無し、水道無しの山小屋暮らしの仙人の館の名前。伺ったのはもう2年前の事、昨年ふと思い出した時の句が掲句。週一回のプール通い。最近少し運動量が落ちた感じがして、先日初めて年齢を訪ねてみた。「8月で87歳になりました」いまだに信じられない一言でした、、、。(2021年秋詠)
シニアカー登る坂道草の花
スポーツの日にちなんでこの句を。坂道の上にあるのはグランドゴルフ場、シニアカーの前かごからはスティックと杖が覗く、、、。(2021年秋詠)
柿熟るる夕日の色のしみ込んで
柿八年どころか、いつ植えたのかも分からない。そんなだからどんな柿か名前も分からない。ちっとも大きくならないので、そろそろ切ってしまおうかと話していたら、今年初めて一つだけ実を付けました。それも気づいたのは熟れて熟柿になってから、、、。(2021年秋詠)
秋桜や村で一つの停留所
通りがかりに見た国道429号線沿いの停留所です。確認したわけではありませんが、場所が場所なので、たぶん村に一つだけの停留所だろうと思います。ベンチの上には小さな座布団が三枚、、、。(2021年秋詠)
十月の朝日の覗くうれしさよ
寒くなって来ましたね。つい先日まで真夏日だったのに、いきなり寒くなるのはどうも、、、。(2021年秋詠)