降りさうで降らぬ田植の空であり

昔のように多くの人が出ての田植風景は無くなりましたが、それでも昨日の日曜日は一日中トラクターや田植機のエンジン音が響いて賑やかでした。昨日は晴れて暑い日でしたが、遠近に動く田植機の風景には曇り空がよく似合います。それも今にも降りそうな深曇りの空、、、。(2016年夏詠)

水平に空の一枚大代田

田植が始まりました。水の入った広い田圃に朝の光が反射して、上にも下にも空があるようです。時々私の実家の狭い風景と比較してみるのですが、実家の隣に田圃が一枚あって、その次に川があって、また一枚田圃があって、その次に隣家があります。たぶんそれだけの風景が、この一枚の田圃に収まるだろうと、、、。(2016年夏詠)