水止めて田の土臭ふ梅雨晴間

梅雨の合間を縫って田圃の水を抜くのは稲の株を強くするためのようです。梅雨の晴間の熱気と湿気に混じって、ぷーんと土の匂いがしてきます。田舎育ちには懐かしい田圃の土の匂いです、、、。(2019年夏詠)

「水止めて田の土臭ふ梅雨晴間」への4件のフィードバック

  1. 広島で有名な牡蠣の養殖でも、干潮時に水面より上になる所で育てるやり方が有るそうです。
    水に浸かって無い時が牡蠣にとってはストレスになり、水に浸かった時に生き残る為により多くの栄養分を取り込んで美味しい牡蠣になるそうです。
    稲を強くする事と似た様な発想なのでしょう。

  2. 昨日の句を見ておりませんでした。牛二さんの感性で作った名句です。

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