掲句は昨年の句。昨日の朝TVを点けるとたまたまメジャーリーグの放送、それも大谷の打席、どれどれと思う間なしにパカーンと一発、、、。(2024年夏詠)
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夏暁のつぎつぎ音を拾う耳
そろそろ起きようかと寝床の中で目をつぶったままうとうととする時間。遠くから次々に朝の音が聞こえて来る。蟬の声、鳥の声、踏切の音、、、。(2023年夏詠)
野良猫の眼となり戻る夏の暁
元が野良猫だったせいか、時々こんな事があります。どこに行ってきたのやら、朝帰りの猫のいつもと違う野性的な目、、、。(2022年夏詠)
夏暁やページ栞りてまた眠る
眠られぬ夜、どうやったら朝までぐっすり眠れるか、目下研究中、、、。(2022年夏詠)
夏暁の光と陰にある静寂
七月です、、、。(2021年夏詠)
夏暁や音なく帰る猫の足
夏至です。いつ戻ったものやら、寝るときには居なかった猫が丸くなって眠っている、、、。(2019年夏詠)
眼も耳も肌も夏暁満喫す
良い季節です。山の緑も鳥の声も、肌に感じる空気も、五感を目いっぱい駆使して夏の朝を歩きます、、、。(2019年夏詠)
夏暁の水使ふ音刻む音
幼い日の記憶をたどれば、夏の朝と言えばこれに尽きると思っています。刻むのはもちろん胡瓜、子気味好い音が今も記憶の奥から聞えてきます、、、。(2018年夏詠)
夏暁や遠くに猫のねだり声
夏は早朝の散歩にかぎります。まだ雑音の少ない中でいろいろな音が聞こえてきます。何だか微笑ましい餌をねだる猫の声、、、。(2017年夏詠)
夏暁を来るヒタヒタと走る音
少ないですが時には我が家の横を走る人も、、、。(2016年夏詠)