その後の思考続かず秋暑し

今日は田舎へ墓掃除に行ってきます。毎年の事ですが暑いんです。もうこれぐらいで勘弁してもらおう、と毎年適当なところで止めてしまいます。お墓の中では、おいおいもうお仕舞かと思っているか、暑いから無理はせんでもええよと思っているか、きっと後者のほうだと、これも勝手にそう思って、、、。(2017年秋詠)

秋暑し山へ不老の道続き

そろそろと思っているとまた暑い日がありますね。早島に行くと「不老の道」というウォーキングコースが整備されています。道標もしっかりあって、吟行で歩くにはちょうど良いコースです。東周り西回りがありますが、西周りには崩れかけた坂道があったり、墓地の中を抜けたりと野趣に富んでいます。ちょっと足が悪い方には無理かも知れませんが、最近好んでこちらを歩きます、、、。(2016年秋詠)

校庭に声の戻りて秋暑し

掲句は2011年の9月です。昨日の朝、近所の小学一年生の女の子が大きなランドセルを背負って登校していました。少し大きくなったかな、「行ってきます!」と一学期と違って声が大きい。「おはよう、言ってらっしゃい」と声をかけて、ふと考えるとまだ八月です。昔なら必死で宿題をしていた頃。ちょっと可哀そうかな、、、。(2011年秋詠)

言訳に友の名を借り秋暑し

某施設の広い駐車場、普段は空いているのを良いことに無断で使わせて貰っています。それでも年に何度かは警備員さんに止められます。「今日はどちらへ?」と聞かれるので間髪を入れず「〇〇で友人と待ち合わせです。」と平気な顔をして言います。たいていはそれで通してもらえるのですが冷や汗ものです。いつまでも同じ言訳も出来ず、、、。(2016年秋詠)

挨拶の慣れぬ事なり秋暑し

もともと口が達者なほうではないが、それでも会社勤めをしていた頃はそれなりに臨機応変に対応できていたように思うのです。それがどうも、退職してからと言うもの、、、。で、明日の句に続きます、、、。(2015年秋詠)

秋暑し大魚の骨を犬が嗅ぎ

河原に釣人が残していった魚、持ち帰らないならどうしてリリースしてやらないのかと、私なんかは思うのです。外来魚でもなさそうだし、、、。まあそれでも、生命の連鎖で、残された魚は鴉や鳶が食べに来ます。残った骨もいずれ無くなるのは狐でも食べに来るのでしょう。運悪くその間に通りがかってしまった時の句、という事です、、、。犬も端から食べる気は無いようですが、食い尽くされて太陽に晒された骨はなんとも魅力的な匂いがするらしく、しきりに嗅いでいます。さしあたり漁師町で売っている一夜干しのようなものでしょうか、、、。(2014年秋詠)