吟行地を探して津山線のとある駅の近くを歩いていると橋があった。橋の上から覗くと水の澄んだきれいな川がある。魚影も濃い。少し先には公園らしきところも見える。欄干にもたれて考え込んでいると、通りがかった背広姿の老人、川に何か居るのだろうかと覗き込む。確かに居る。居るのだが、どこの川でも見かける鮠や鮒、珍しいものではない。やがて他に珍しいものを見つけられずに老人は去っていった。これを見ながら考え込んでいるのは俳人ぐらいのものですよ。結局ここは候補地から外したが、いつかのために、どこの駅かは伏せておこう、、、。(2013年秋詠)
『あるある』と言いたくなります。
誰かが見てると何が有るのかな?と興味が湧きますね。
他にも、魚釣りをしている人が居ると何が釣れているかな?とバケツを覗きたくなる。
絵を描いている人が居るとどんな絵かな?とキャンバスを覗きたくなる・・・。
ははは、やっぱりそうですか。