溝浚へペットボトルのお茶もらふ

現代風に言うと溝掃除、五月に各戸一人ずつ出て行う貴重な町内の行事になってしまった。溝掃除とは言うものの、今では水路もコンクリート製になり、ほとんど作業はない。休んだり話したりしながら、多少水路の水をかき混ぜたり、草を浚えたりしながら一時を過ごす。終ればペットボトルのお茶が配られるぐらいで、かつてのように昼間からビールなどという事もなくなった、、、。「渡辺さん、あんたどおしょおるんなら、家に居るんか?」「ええ、まあ」「退屈なろうが」「いえ、それが、まんざら悪うもないなあと、」(クスッと誰かが笑った)「そうか、家にじっとしとってもろくな事にゃあならんで。たまにゃあ話しいおいでえや」「はい、ありがとうございます」とは言ったものの、行けば行ったでまたとんでもない役を押し付けられそうで、、、。(2013年夏詠)

「溝浚へペットボトルのお茶もらふ」への2件のフィードバック

  1. 私も4月から同じ状況です。
    バイトの口をいろいろ探した結果、先月は菓子博の商品搬入等の仕事をしましたが今までの仕事と全く違って結構楽しく働きました。
    学生さんやフリーター、主婦とも知り合いになり先日はビアガーデンで慰労会も行いました。
    6月上旬からはお中元のバイトをする予定。仕事内容はまだ分かりません。

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