昼間より酒の入りて鰤談義

「室戸」その7 どうやら話は漁のことらしい。海が荒れて漁に出られない日は集まって昼間から酒を楽しむのだろうか。聞こえてくるのは、どこで獲れた鰤が美味いかという話のようだった。中の一人は和歌山から来ているのだろうか、しきりに「和歌山のどこそこの鰤が」と説明しているが、皆それぞれに話すので、話が入り乱れて訳がわからない、、、。そのうちに日替わり定食が出来てきた。揚げたての鯵フライ、さすがに海辺の食堂で、皿には少し小ぶりのフライが五枚も載っていた、、、。(2011年冬詠)

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