実家に帰った時に家の近くで見つけた紅天狗茸、にょっきりと出た赤い傘と白い点々、図鑑でしか見た事は無かったが確かに同じ茸、しみじみと観察、、、。(2023年秋詠)
投稿者: 牛二
朝霧のしつとりと地の濡るるほど
まだここまでの霧はありませんが、少しずつ近づいてきました。霧の季節、、、。(2023年秋詠)
テーブルの籠に熟れゆく青蜜柑
「酸っぱ!」と思いながら何とか一つ食べたものの、そこから先へ手が出ない、、、。(2023年秋詠)
柿熟るる侍屋敷自刃の間
足守にある侍屋敷にある自刃の間、実際に使われた事は無かったそうですが、やはり見るだけで緊張します。庭にある柿の木に沢山の実、こちらは熟れて豊作、それほど古い木では無いように見えましたが明るい、、、。(2023年秋詠)
人住まぬ家にも住みて昼の虫
実家にて、、、。(2023年秋詠)
身に入むやビニール傘が杖替はり
近所の年齢不詳の女性、天気が良いのに傘を杖替わりに歩かれている。すれ違う時に笑いながら「杖が要るようになって」と、、、。言われなければ気にはならないのに、と思ったが返事のしようが無かった、、、。(2023年秋詠)
逆光と言ふ光ある芒かな
逆光の中で見る芒、きれいですね、、、。(2023年秋詠)
夜遊の証草の実つけし猫
「知らん顔していてもすぐわかる、証拠はこれだ!」と言っても知らん顔。しょうがないねと、一つ一つ取ってやる、、、。(2023年秋詠)
早々と葉の落ちあらは柿日和
昨日は「秋日和」今日は「柿日和」。我が家の柿も熟れ始めましたが、他の作物同様に今年はなぜか数が少ないのです、、、。(2023年秋詠)
山の名のすぐには出ざる秋日和
急に聞かれると出てこない。慌てて思い出そうとするとますます出てこない。山の名に限った事ではありませんが、増えました。ありませんか、こんな事って、、、?(2023年秋詠)