上ばかり見てつまづきぬ花の下

倉敷酒津吟行句。酒津へは小学校の遠足で行ったきりで、土手を越えた記憶と、ぬかるんだ道があった記憶だけで、風景などは全く覚えていなかった。たぶん当時とはそうとう変っているのだろうと思いながら歩いていたら大きな石碑があった。う~ん、かすかに見たような記憶が、、、。散りかけた桜に見とれていたら走り根に躓いてしまった。(2009年春詠)