池の鯉秋日含めばすぐ潜る

朝は寒いが、太陽が顔を出すと途端に暖かくなって来る。ちょうどそんな晩秋の日の暖かくなりかけた頃でした。池にかけられた橋の上から覗くと鯉が寄ってきました。鯉は水面に顔を出し、大きく口を開けて動かすと、また潜っていくのです。鯉にしてみれば「餌ちょうだい!でもまだ寒いな、潜ろう!」と言った感じなのでしょうが、それがちょうど出始めた太陽の光を含んで潜っていくようで、、、。(2010年秋詠)