池の近くを歩いていると、突然大きな水音がした。驚いて音のした方を振り向くと、跳躍した大きな鯉がちょうど水に沈もうとしているところだった。後には何重にも水輪が広がり、それが収まると何事もなかったように静寂だけが残った。それっきり鯉は跳ねなかった、、、。「古池や蛙飛びこむ水の音」よりも音は大きかったと思う、、、。(2011年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
池の近くを歩いていると、突然大きな水音がした。驚いて音のした方を振り向くと、跳躍した大きな鯉がちょうど水に沈もうとしているところだった。後には何重にも水輪が広がり、それが収まると何事もなかったように静寂だけが残った。それっきり鯉は跳ねなかった、、、。「古池や蛙飛びこむ水の音」よりも音は大きかったと思う、、、。(2011年春詠)