けむり立つ城の裏側花は葉に 花時の終わったお城山を裏側から見上げると、ごみを焼いているのだろう、そびえる石崖の上に煙がひとすじ上がっていた。石崖の縁に見えていた雪洞は既に無く、桜の木は花から葉へと一斉に色を変えつつあるのだった、、、。(2012年春詠)