緑蔭の風に預くる五感かな

国道53号線の道の駅くめなんでの句。暑い日だった。句会からの帰りにちょっと休憩、大きな欅の木の下のベンチに腰を下ろすと、心地よい風が身体を撫でて行く。途端に全身の力が抜けていくような感じ、「もう俳句なんかどうでもいいか」と、しばらくはその風に浸っていたが、そこはそれ、しっかりと一句拾って帰った、、、。(2013年夏詠)