家の裏の土手にある山椒の木が大きくなって真っ赤な辛そうな実がたくさん生っている。試しに口に入れて噛んで見たら舌の先から唇までしびれるぐらい辛かった。不思議なもので、その辛い実を鳩が食べに来る。棘のある枝の中に入り込んでこっそりと啄んでいる。そんなに食べたら身体中がしびれてしまうぞと思うのだが、どうやら平気なようで、見つかると普通に飛んで逃げて行く、、、。(2019年秋詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
家の裏の土手にある山椒の木が大きくなって真っ赤な辛そうな実がたくさん生っている。試しに口に入れて噛んで見たら舌の先から唇までしびれるぐらい辛かった。不思議なもので、その辛い実を鳩が食べに来る。棘のある枝の中に入り込んでこっそりと啄んでいる。そんなに食べたら身体中がしびれてしまうぞと思うのだが、どうやら平気なようで、見つかると普通に飛んで逃げて行く、、、。(2019年秋詠)