ほんの不注意でちょいと失敗した昨年の句(笑)。寒くなって来ましたね、、、。(2019年冬詠)
月: 2020年11月
寒波来る空の半分雲覆ひ
暖冬を期待していましたが三か月予報では平年並み、そろそろ冬用タイヤの準備をと思っています。掲句は昨年、北のほうから真上までせり出した黒い雲とはっきり分かれた南側の青い空、あそこがきっと寒波の先端なんだと、いつもの素人考えで思った時の句、、、。(2019年冬詠)
大根を吊るす新築カーポート
プールへの行きがけにいつも見ていた新築工事の家。やがて完成して人が住みだし、しばらくすると今度は庭の工事。出来上がったのはカーポート。今風の家にマッチしてなかなかしゃれている。と思いながら一週間ほど経ったある日、一瞬目を疑ったが、そのカーポートにずらりと下がっていたのは大きな大根だった、、、。(2019年冬詠)
立て付けの隙間少々古障子
某所、先日書いた鼎談の句の建物です。とにかく古い。古くて魅力的、、、。(2019年冬詠)
男二人黙して座る冬日向
散歩仲間なのでしょう土手の階段の上に並んで日を浴びている初老の二人。もう話す事が無いのか、それとも日差が気持ち良すぎるのか、、、。(2019年冬詠)
睦び合ふ水鳥水を光らせて
暖かい日は水鳥達も元気が良い。広い川面を存分に使って遊んでいるように見える。今年来ている水鳥は今のところ百羽程度、平年並みと言ったところか、、、。(2019年冬詠)
真横より部屋の壁まで冬夕日
冬至には間がありますがずいぶん日が短くなりました。早い時刻から部屋の中に夕日が入って来ます。それも低い角度で部屋の壁まで、、、。(2019年冬詠)
日の当たる猫の溜まり場一葉忌
昨日に続き猫関連。どうして猫と樋口一葉?、と聞かれても困りますが今日は一葉忌です、、、。(2019年冬詠)
猫までも出掛け小春の日曜日
一人留守番の日曜日、猫が羨ましい昨年の十一月の句、、、。(2019年冬詠)
立姿よくて冬木の切りがたし
葉が落ちたら切ろうと決めていた木、友人からチェンソーを借りて来て、さてどこから切ろうかと見上げた木の姿が見事で躊躇した時の句、、、。(2019年秋詠)