昨日はひどい天候でした。ちょうど散歩に出る頃から降り出した雨はすぐに霙に。風も加わって吹き降りに。やがて霰に、夜にはとうとう雪が、と千変万化の春の嵐。掲句は昨年、この時はひどい雨だけ、、、。(2023年春詠)
月: 2024年3月
春眠の底より始発列車来る
最近眠りが浅くて、なかなかこういう事がない。掲句は昨年ですが、たまたま昨日の朝も、、、。(2023年春詠)
のどけしや猫の欠伸についつられ
たまにはこんな事も。暇人の極致、、、。(2023年春詠)
踏切のあり白木蓮の見ゆる家
踏切で止まると右に家がある。よく手入れのされた庭。年に何回か庭師の姿を見かけるし、ご主人も時々手入れをされている。白木蓮がある。これも程よく手入れされた高さで生垣の向うに覗いている。咲き初めて散るまで、踏切で止まる度に何度も楽しめる。遮断機が下りていなくても長めに止まって見ていたい、、、。(2023年春詠)
仏壇の父の生真面目入彼岸
彼岸の入りです。今年は来週ぐらいに帰ってみようかと思っています。いつ帰っても誰も居ないのですが、来週ぐらいのほうが花がいろいろ見られるかなと、ついでに雑草も、、、。(2023年春詠)
麗かや友の友とも友となり
相変わらず寒暖の差が大きいですね。体調には注意しましょう。掲句、SNSでのお友達です。最近はロマンス詐欺に要注意ですね。魅力的な方からのリクエストはお断りしています、、、。(2023年春詠)
眉月と春星二つ宵の空
昨年の句。昨夜は月だけで星は見えませんでした。悲しいかな星には詳しくなくて、何て言う星だったのか、いまだにわかりません、、、。(2023年春詠)
料峭や旗棹を打つ旗の紐
暖かくなったり寒くなったり、なかなか寒さが抜けませんね。カンカンと空から降って来る旗竿の金属音が寒さを誘います、、、。と、この句を用意したのですが、どうやら今日から暖かくなるようですね、、、。(2022年春詠)
里心付けば老年彼岸西
彼岸西の吹く頃です。たまたま我が故郷もここからは西に当たります。歳を取って、何となく里心を感じる西風なのです、、、。(2023年春詠)
ふらここや卒業証書手に少女
昨年見かけた小学校のブランコを一生懸命漕いでいる少女、たぶん卒業式の日、、、。(2023年春詠)