先日も限界集落の柿の句を書きましたが今度はまだ干したばかりと見える鮮やかな色の吊し柿。明らかに人の住んでいる家、、、。(2023年秋詠)
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吊し柿夕日に透ける琥珀色
植えたとも自然に生えてきたとも分からなくなった長年小さな木のままだった柿の木に実が生りだした。それも今年は四個も生って、いち早く色づいている。さてどうしよう。色から見るともう吊るし柿にしても良いほどだが、秋らしい涼しさになってまだ一週間、ちょっと早すぎるような気もする。と悩んでいる今日この頃。掲句は昨年の吊るし柿、、、。(2022年秋詠)
十日目の色の落ち着き吊し柿
掲句は昨年、今年も懲りずに十個だけ吊るしました。難しいものです。いまだに満足いくものが作れません。気候もあるし、早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ、、、。(2021年秋詠)
吊し柿二階の窓の見えぬほど
とある近所のお家の二階の窓です。これを見ると思い立って我が家でも作ります。今年も昨日、我が家の場合はほんの十個ほどですが、、、。(2020年秋詠)
一人居の窓ふさぎたる吊し柿
予想通りと言うべきか我が家の柿は今年は不作でした。数えるほどしか無いので今年は吊し柿は無しです。掲句は古い句ですが近所の二階の窓です。私の実家でもずいぶんたくさんの吊し柿を作っていました。今思えばどうやって消化していたんだろうと思うほどです。もちろん手伝いもしましたので、今でも皮むきは得意です、、、。(2002年秋詠)