待春の菓子舗ののれん菫色

句会への途中、国道を逸れて足守の古い街並を抜けます。その途中にある和菓子屋さん、いつも暖簾の色をチラッと見て通り過ぎます。さすが和菓子屋さん、暖簾の四季おりおりの色がきれいです、、、。(2019年冬詠)

待春の重機の仕事見て楽し

川の向うで道路工事が進んでいます。もう三年目ぐらい、遅々とした工事です。散歩の途中で、どんな道が出来るのだろうと想像しながら、大きな重機が動くのを見ています。あと二年ぐらいはかかるのかな、、、?(2018年冬詠)

待春や犬の抜毛の増えて来し

久し振りに犬の句です。犬も犬種によって抜毛にずいぶん差があります。プードルは全くと言っていいほど抜毛がありません。逆にラブラドールは抜毛の多い犬種です。普段でも多いのですが、年二回、夏毛と冬毛に生え変わる季節には大変でした。ブラッシングをした毛でクッションでも作ろうかとよく思ったものです、、、。(2018年冬詠)

待春のざわめき満ちし絵画展

図書館に行ったら近くのホールで絵画展をやっていた。津山には美術館もなく、そうそう機会があるわけではないし、時間もあったので入ってみた。絵画教室主宰で入場は無料、出展者やその知り合いや家族らしい多くの人で賑やかだった。絵はそこそこ力作ぞろいで、絵が描けない私には羨ましいものだった、、、。(2015年冬詠)

待春の瀬戸の大凪小凪かな

四国勤務のころ、毎週渡っていた瀬戸大橋、余島のパーキングエリアでの句です。遅かろうと早かろうと、とにかく余島で止まって海を見ていました。あの年は寒かった。新年から雪の中を走って行った記憶があります。懐かしいです、、、。(2011年春詠)