先日河原を歩いていて危うく踏みそうになった小動物の死骸、よく見ると小さいけど立派な野ネズミ。帰って昨年の句帳を見ているとこの句が、、、。(2020年秋詠)
タグ: 秋
腰曲げて種まく漢鵙日和
何の種かな。大根ぐらいかな。屋根の上では鵙が鳴いています、、、。(2020年秋詠)
晩秋の影連れて入る日差中
なんだか駆け足で冬が近づいてくる感じです。日差が恋しい時間が増えました、、、。(2020年秋詠)
庭手入鶲の声を友として
ジョウビタキの声が聞こえ始めました。庭に来るのは良いのですが、なぜか車のサイドミラーが好きなようで、やってきては糞で汚して帰ります。レジ袋でカバーをしたり、あれこれ対策はするのですが、、、。(2020年秋詠)
雨傘のぼそりと開くそぞろ寒
愛用の大きく重いジャンプ傘。古い傘です。勢いよくは開きません、、、。(2020年秋詠)
小鳥来る時に逆さになりもして
エナガと言う小さな鳥。スズメよりも小さい。集団で可愛い声でおしゃべりをしながら庭の木にやってくる。あまり人を怖がらない鳥で、近くでいろんな動きを見せてくれる、、、。(2020年秋詠)
深秋の日差に匂ふ醤油蔵
酒蔵の匂いもいいが、醤油蔵の匂いも捨てたもんじゃない。食欲をそそられる。日本の匂いだなあと思う、、、。(2020年秋詠)
朝寒や始発その次電車過ぐ
寝床にて、、、。(2020年秋詠)
角多き城下の小径菊日和
敵を欺く為とか、古い城下町はどこもこんな感じがします。歩くのが楽しいですね、、、。(2020年秋詠)
尻尾より流れて朝の鰯雲
どちらが尻尾とも言えないのですが、多少細く見えるほうが尻尾とすればこんなものかと、、、。(2020年秋詠)